HOME > ビール紹介 > LIMITED > Harbinger

BEER

thumb-img
thumb-text

T.Y.HARBOR BREWERYとのコラボはシンプルながらも冒険心に富んだALT!

Harbinger

ハービンジャー

ALT

ABV
4.5%
/
IBU
---
/
SRM
18.48
/
FG
1.007
/
醸造士
小針明日克 / Kobari Asuka
東京は品川、天王洲アイルに醸造所を構える老舗のブルワリーT.Y.HARBORとのコラボビール!
実はT.Y.HARBORの小澤さんと小針は前の職場が同じで、「いつか一緒にビールを造りたいね」と話していたことがようやく実現しました!
同じくT.Y.HARBORの竹内君は若いながらも経験豊富で好奇心に富んだブルワーでその姿勢にとても刺激を受けながらのコラボとなりました。

ベースとなるレシピはシンプルながらも、仕込みの工程は冒険心に富んだコラボレーションビールになっています。

コラボのテーマは「お互いの定番商品の融合」です。
T.Y.HARBORでは「Amber Ale」、くにぶるでは「Kölsch Style」が定番商品。
この2つの商品を掛け合わせたらビアスタイルは何だろうか?と言うところから発想はスタートし「ALT / アルト」を仕込むことにしました!

ALTとは簡単に言うとドイツ、デュッセルドルフ発祥の上面発酵ビールで、銅褐色をしたフルーティさとコクを兼ね備えたビールです。
Kölsch発祥の地であるケルンからデュッセルドルフは近いこともあり、一部の製造方法や酵母の由来などが近しいところがあるビアスタイルです。(その歴史としてはALTの方が古いビールです)

さて、肝心な味わいですが、りんごや洋梨を思わせるアロマが爽やかに香ります。一口飲むと最初にモルト由来のトーストやビスケットのフレーバーが感じられ、その後にりんごをかじった時に感じられるような爽やかな酸味とフルーツ感を伴ったドライな飲み口が楽しめます。色合いは綺麗に透き通ったやや明るめの銅褐色です。

ビールの仕込みにおけるホップの使用方法は、苦味づけのために煮沸工程での投入、香りやフレーバーを重点的に出したい場合はワールプール工程での投入、より香りをつけるために発酵中・発酵後にホップを投入するドライホップなど、様々な工程でホップを使うのが一般的です。

このビールには、「Mash Hop / マッシュホップ」という手法が用いられています。ビールの糖化工程中にホップを加える手法のことです。これは主に、Hazy IPAをはじめとするホップの風味が際立つ現代的なビールを造る際に採用される方法です。

このビールはMush Hopという工程でしかホップを使用していません。実はそんな一般的なビールの仕込み方の常識からは逸脱したホップの使い方がこのビールにおける「冒険心」です。

それゆえクラシカルなALTと比べるとフルーティなニュアンスと余韻を引き締める程度の優しめな苦味が楽しめる仕上がりになっています。

最後にこのビールの名前の「Harbinger/ ハービンジャー」は英語で「先駆者、先発者、先ぶれ、前兆」などという意味があります。東京における一番長い歴史を持つ独立系のクラフトビール醸造所であるT.Y.HARBOR BREWERY = 先発者としての敬意を込めています。
また「HARBOR」と同じくフランス語から派生した英単語であることから命名しました。

実は今回は相互コラボレーションとなっており、T.Y.HARBORでもビールを仕込ませていただいています!そちらのリリースも楽しみにしていてください!!
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料メーカー原産国
Pilsen WeyermannGermany
Munich IREKSGermany
Vienna IREKSGermany
Crystal Oak IREKSGermany
Aroma Malt IREKSGermany
Wheat Malt Light IREKSGermany
ホップ / Hops
原料メーカー原産国
Mittelfruh BayWaGermany
その他副原料 / Other
原料メーカー原産国
酵母 / Yeast
原料メーカー原産国
Köln LallemandCanada
コラボレーション パートナー
所属
小澤 暢人 / 竹内 遼 T.Y.HARBOR BREWERY

BEER STYLE TAG

本ページ内の画像やテキストはどな たでもご自由にお使いいただけます。 SNS への投稿やビールの販促用にお 使いいただければ嬉しいです。
※上記以外の二次利用は出来ません のでご注意ください。