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BEER

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ミシガンホップ由来の多様なトロピカルフレイバーによる多重奏

INDIVIDUAL ORCHESTRA #1 / ver2

インディヴィデュアル オーケストラ #1 / Take2

Session Hazy IPA

ABV
4.2%
/
SRM
3.5
/
醸造士
斯波 克幸 / Katsuyuki Shiba
醸造所や醸造士以外とコラボレーションすることで、別の視点からの設計思想を融合させるというコンセプトのINDIVIDUAL ORCHESTRA。Raw Ale / ロウエール製法で仕込んだSession Hazy IPA第1弾の2バッチ目です。

このビールはとにかくトロピカルフルーツのようなフレイバーに溢れています。Michigan Local Hopsオリジナルホップ2種類のMackinacとCooper、そしてChinookを使い、立ち上がる香りはグァバ、パッションフルーツ、マンゴー、そしてパイナップル。フレイバーには、マンゴー、やや熟してきたバナナ、パイナップルやレモンのような爽やかな果実様の酸味、そして余韻はピーチ。温度が高くなると様相が全く変わり、グレープフルーツの皮や白ぶどう系の香りも感じられます。アルコール度数4%近辺とは思えない飲みごたえと香り豊かな余韻は、穀物由来のタンパク質が多く残るRaw Aleならではの持ち味です。

Raw Ale製法では糖化と濾過は通常通り行い、70~80℃の温度帯で60分保温します。沸騰させないため麦芽由来のタンパク質が麦汁に豊富に残ります。また、70~80℃の温度帯はホップ由来の苦味を抑えつつ香り抽出を行うのに適した温度帯。ホップの投入スケジュールもこの温度帯に合わせて工夫しています。

冒頭にも書きましたが、このビールの仕込みは2回目。1回目は200Lの仕込設備を初めて使うにも関わらずRAW ALE製法に挑むという大冒険。トラブルを乗り越えながらのライブ感ある仕込みで、その結果フルーティでホップ感は十分だけど、まるでホップを丸かじりしたような辛味や草っぽさも残る設計した内容とは異なった要素も多く、とても悔しい思いをしました。今回はそうした要素は極めて少なく、設計通りと言える仕上がりです。

低アルコールだけど低アルコールらしさはない、ホップ好きな人たちにも自信を持っておすすめできる圧倒的なフルーティさ。くにぶるが初めての人にもぜひ飲んで欲しいです!
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料メーカー原産国
Pale AleIREKSGerman
Naked Oat MaltCrispEngland
Sour Malt(pH調整)IREKSGerman
Rice Hull / 籾殻株式会社アスク株式会社アスク
ホップ / Hops
原料メーカー原産国
CentennialMLHAmerica
その他副原料 / Other
原料メーカー原産国
MackinacMichigan Local HopsAmerica
CooperMichigan Local HopsAmerica
ChinookMichigan Local HopsAmerica
酵母 / Yeast
原料メーカー原産国
Voss KveikVoss KveikAustria
コラボレーション パートナー
所属
セバスティアン ホヘンタナ / Sebastian Hohentanner

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