ヘーゼルワルツは、3拍子のワルツにアルコール3%を重ねたSmoked Micro Milk Stout。ヘーゼルナッツ、スモーク、乳糖という3つの要素が、それぞれの個性を持ちながらも、ひとつの味わいとして調和するビールを目指しました。
スモークを強く効かせたビールでも、甘さを前面に出したデザートビールでもない。異なる3つの個性が、ゆるやかに寄り添うようなバランスを意識しています。
グラスに注ぐと、まず感じられるのは麦芽由来のスモーキーな香り。少し遅れてヘーゼルナッツの香ばしさが顔を出し、温度が上がるにつれてその存在感がゆっくりと増していきます。
口に含むと、優しいロースト感にミルクチョコレートのような風味、ヘーゼルナッツのコクが広がります。そこへ乳糖由来の穏やかな甘みが重なることで、アルコール3%とは思えない、やわらかく満足感のある飲み口に仕上がりました。余韻にはホップとロースト麦芽由来のほどよい苦味が残り、甘さを引き締めてくれます。
少し勢いよく注いでガスを抜きながら泡を立て、その泡と一緒に飲むのもおすすめです。
冷蔵庫から出して少し温度を上げてから飲むと、よりスモークとヘーゼルナッツの表情が楽しめます。
軽いアルコール感の中に、ゆっくり味わいたくなる奥行きを詰め込みました。
またこのビールは、読書に合うのはどんなビールだろう?そんなテーマのもと、秋の読書週間にあわせて読書に合うビールを提案する『ALE&BOOKS&CIDER』企画に合わせて造りました。全14の醸造所が参加し、読書にぴったりな一杯を造っています。また公式ZINEもあるので気になる方はぜひチェックして見てください。
@alebookscider
長編歴史小説が大好きな自分としては、ビールも物語もできるだけ長く楽しみたい。
ページをめくりながら少しずつ飲んで、温度が上がるにつれて香りや味わいも変わっていく。でも低アルコール。
そんなビールがあったらいいな、というところから発想を膨らませました。