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BEER

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ジュニパーベリー香るKveikで醸した甘くフルーティなThe Raw Ale!

Grain Drop -INDIVIDUAL ORCHESTRA series #5- / take.6

グレインドロップ

Kornøl

ABV
5.5
/
SRM
7.51
/
FG
1.016
/
醸造士
斯波 克幸 / SHIBA Katsuyuki also know as SHIWA
Grain DropはRaw Aleづくりが盛んなエリアNorway / ノルウェーのHornindal / ホーニンダール地方で、Raw製法とKveikで作られている伝統的なビアスタイルのKornøl / コーンオールに近いビールをつくる挑戦を続けています。

アロマはジンを思わせるジュニパーと針葉樹、ライ麦パンのような香ばしさの中に蜂蜜、アーモンドやカシューナッツ、黒いブドウ、ブルーベリーのようなニュアンスが一体となって香ります。

フレイバーはVoss Kveik由来の柑橘を思わせる穏やかな酸味様の味わいから続いてジュニパーやナッツ、小粒の黒ブドウ果肉のような瑞々しいフルーツ感、そして口の中からビールが消えた後に黒ブドウやベリー系のジャムのような甘い余韻が、ライ麦由来のとろみと共に残ります。

そして、このビールはホップをほとんど使用していません。モルトフォワードでありながら回数を重ねるごとに、より一層フルーティな仕上りになっており、個人的にはモルトフォワードビールの新たな可能性にときめいています。

なお、現地では仕込み水にジュニパーの枝を浸してエキスを抽出しますが、これを「ジュニパーインフュージョン」と呼びます。日本ではジュニパーの枝が手に入らないため、現地の醸造に詳しい専門家から代替品として提案されているジュニパーベリーを代わりに使用しています。

また、現地のKornølはNorwegian Farmhouse Aleの一種で、様々な微生物の集合体であるKveik由来の複雑かつフルーティなフレイバーとジュニパーの針葉樹様の爽やかな香り、そしてRaw Aleならではの穀物感と甘みが特徴のフルーティなビールと言われています。

Raw製法の面白さを追求し、いつか和製Kornøl / コーンオールをつくりたいと思っているのでお楽しみに!

先日は新潟のCAVE D'OCCI BREWERYとCollaborationし、Norwegian Styleのビールを2液種仕込んできました。こちらはなんと日本版のジュニパーとも言えるネズミサシでインフュージョンしています。そして日本初の樽内発酵させたRaw Aleです。こちらがお目見えするのは8月の終わり頃。こちらも楽しみにしていてください!
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料メーカー原産国
Pale Ale MaltIREKSGerman
Rye MaltIREKSGerman
ホップ / Hops
原料メーカー原産国
AurumBayWaGerman
その他副原料 / Other
原料メーカー原産国
Juniper berriesSerbia
酵母 / Yeast
原料メーカー原産国
VossLALLEMANDCanada
コラボレーション パートナー
所属
セバスティアン・ホヘンタナー / Sebastian Hohentanner 株式会社BET / BET CO., LTD.

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