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BEER

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「永遠 / 回帰」KUNITACHI BREWERY × KAGOYA BREWERY 1st Collaboration Lager!

MARK

マルク

German Lager w/ Saphir & Saazer

ABV
5 %
/
IBU
---
/
SRM
2.56
/
FG
1.008
/
醸造士
斯波 克幸 & 江上 裕士 / SHIBA(SHIWA) Katsuyuki & EGAMI Hiroshi
ラガーらしいノーブルでほのかにスパイシーなアロマから、爽やかなシトラス様からリンゴのような繊細な果実味。モルトの穏やかなコクも感じ取れますが、味わいはいつまでも爽やかで鮮やか。最終比重は前回と変わらずですが、苦味も少し強めにしたことでシャープな仕上がりになりました。

前回との変更点はベースモルトを籠屋で使用しているWeyermannへ変え、ホップをSpalter SelectとAurumからSphirとSaazerに変えたことです。また今回はMash Hopを行いませんでした。

コラボレーションを繰り返し、締まりのあるシャープな飲みごたえを保ちつつ、同時に豊かな余韻を感じることのできるラガーを追求していきます。

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KUNITACHI BREWERYと籠屋ブルワリーは共に母体を酒屋に持ち、地元に根ざした永続的な事業を展開しています。共に100年を超える老舗ですが、常にチャレンジしてきた歴史があり、ビール醸造においてもRaw Aleや木桶発酵など、伝統を重んじ革新に挑戦し続けています。

そんな我々がコラボレーションで造ろうと、自然と出た答えがラガースタイルでした。
テーマは「永遠 / 回帰」です。これまで特徴あるエールビールを造ってきましたが、初心に戻り、より素直に愛されるビールが造りたい。飲み飽きせず永遠と飲めるビール、それがMARKに込めた想いです。(江上)

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くにぶるでは今までラガースタイルのビールはつくってきませんでした。

もちろん興味がないわけではありません。

日本のいわゆる大手四社が手掛ける高品質なラガー・ピルスナー系のビールが存在する中で、エール系のスタイルよりも製品化までに少々時間を要するそれを、あえて製造スケジュールを調整してまで醸す理由が見つけられませんでした。(そういう理由でコラボレーションビールで下面発酵系のビールをつくることを度々お断りしたことがあります)

しかし籠屋ブルワリーの江上さんから「コラボレーションをしませんか」と声を掛けられ、しかもラガーを造りませんかという提案。断る理由がありません。即答でした。

冒頭に江上さんも書いてくれましたが、くにぶると籠屋ブルワリーには共通点が多いです。淡色系ビールのKölsch StyleとGolden Aleが看板ビールであることや、味わいの方向性も近しいと表現してくれるお客さんからの声も聞こえてきます。

醸造士としてのキャリアには雲泥の差があり胸を貸していただいてる自覚がありますが、一方で探究心と好奇心では引けを取らない自信があります。これからも引き続き意見を交換しながら、このビールが限りなく真円に近い球体に近づくまで磨いて行きたいです。(斯波)

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最後に、今回の縁をつないでくれたLet's Beer Worksの阿川夫婦、そしてHIGHBURYの安藤さん、原材料提供をしてくれたBETのSebastianにこの場を借りてお礼をお伝えします。ありがとうございます!(斯波・江上)
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料メーカー原産国
Pilsen MaltWeyermannGerman
Spitz MaltIREKSGerman
ホップ / Hops
原料メーカー原産国
SaphirBayWaGerman
SaazerBayWaGerman
その他副原料 / Other
原料メーカー原産国
酵母 / Yeast
原料メーカー原産国
German LagerWhite Lab YeastAmerica
コラボレーション パートナー
所属
江上 裕士 籠屋ブルワリー / KAGOYA BREWERY

BEER STYLE TAG

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