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モルトの味わいとホップの華やかさを様々なKveikでまとめあげるIPAシリーズ!

北欧の申し子 -Lutra Kveik -

Northern Europe's heaven-sent child -Lutra Kveik-

Kveik Red IPA

ABV
7 %
/
SRM
32.70
/
FG
1.013
/
醸造士
斯波 克幸 / SHIBA Katsuyuki also known as SHIWA
KUNITACHI BREWERYでは醸造開始当初から様々なビールを醸すのに積極的に使っている北欧の酵母群Kveik。

このシリーズはその様々なKveikを使ってお届けする、麦芽の風味もしっかり楽しめるIPAシリーズです。

前回に引き続き簡単にKveikの特徴を説明しますが、まず一番は発酵温度。通常のAle系の酵母の発酵適温が大雑把に18〜21℃ぐらいだとすると、Kveikは18〜40℃というかなり広い温度帯で発酵できます。そしてKveikの種類によって好ましい温度帯も異なります。

また、Kveikは他のエール系の酵母と同じで種類によってフレイバーやアロマがそれぞれ異なるという個性派であり、Belgian酵母が出すようなフェノール系の香りを出さないことも特徴の一つです。

第2弾の北欧の申し子では酵母由来の香りの特徴が比較的穏やかでニュートラルな発酵が特徴の「Lutra Kveik」を使用しています。

アロマは蜂蜜や紅茶を思わせるようなフラワリーな印象から始まり、ダンク、そしてストロベリージャムの様な甘い香り。フレイバーは、色の濃いオレンジから、トロピカルフルーツ、メロン、ダンク、そしてほのかな酸味と甘みがラズベリーを感じさせ、余韻にはアロマに感じたようなストロベリー感が残ります。

アロマから想像できるフレイバーのギャップが面白い仕上がりで、7%を超えるハイアルコールですがアルコール感をほぼ感じさせない、KUNITACHI BREWERYらしいドリンカビリティの高い仕上がりです。

麦芽は輸入が終了してしまったViking Malt社のRed Active Maltを一部使用した他、数種類の麦芽を組み合わせて赤い色を表現。ホップは前回使用したSimcoeとBarb Rougeを抜いて、Clombus、Northern Brewer、Warrior、Citraに変更しました。

今回の味わいのテクスチャが面白かったので、次回はホップの構成を変えずに酵母をHolnindal Kveikに変更して仕込みたいと思います。
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料メーカー原産国
Red Active MaltVIKING MALTFinland
Pale Ale MaltIREKSGerman
Munic MaltIREKSGerman
Special BDingemansBelgium
Aroma MaltIREKSGerman
Wheat Malt BlackIREKSGerman
ホップ / Hops
原料メーカー原産国
Northern BrewerBayWaGerman
WarriorYakima ChiefAmerica
CitraYakima ChiefAmerica
Citra CryoYakima ChiefAmerica
ColumbusYakima ChiefAmerica
その他副原料 / Other
原料メーカー原産国
酵母 / Yeast
原料メーカー原産国
Lutra KveikOmega YeastAmerica

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