Artwork by 林勝広
@cbm_lucuaosaka
クラフトビアマーケット ルクア大阪店( @cbm_lucuaosaka )さんの
8周年を記念したコラボレーションビールを仕込みました。
リクエストいただいたテーマは、Krushを主役に据えたWest Coast Pils。
Krushは2024年にリリースされた新しいホップ品種で、
柑橘、トロピカル、ベリーといった幅広いキャラクターを併せ持つ注目株。
今回はそのKrushの個性を軸に、Cryo Idaho7とCitraを引き立て役として組み合わせ、
香りとキレの両立を狙いました。
アロマは、オレンジやグレープフルーツを思わせる明るい柑橘感を中心に、
パイナップルなどのトロピカルなニュアンスが軽やかに立ち上がります。
フレーバーにはオレンジジュースのようなジューシーさに、ベリー感、
余韻にはほのかにマンゴーを思わせるニュアンスが続きます。
アルコール度数は4.5%。
軽すぎる印象はなく、小気味よく効かせた苦味が全体を引き締める、
グビグビと飲めて、それでいて輪郭のある爽やかな仕上がりになりました!
このビールの出発点は、
「とにかくキレのあるWest Coast Pilsをつくりたい」
という、シンプルな発想でした。
キレッキレのピルスナーと、もやっとしたヘイジーIPA。
スタイルとしては、ほぼ正反対。
そこであえて“ヘイジー”という言葉を使い、その真逆をストレートに表現する名前として
Opposite Haze(オポジット・ヘイズ)と名付けていただきました。
Opposite = 正反対の、逆の
Haze = 霞んだ、濁った
名前はヘイズ、中身はクリア。
そのコントラストを、味わいで楽しんでもらえたら嬉しいです!