みずみずしい果実感、酸味に茶葉の余韻!パラレルワールドからやってきた茶醸酒!
savacu - 狭山 -
サバク
Raw Green Tea Sour Saison w/ Harumidori & Hokumei
学芸大学にある創作フレンチとお茶割りの新境地を切り開く新感覚のレストラン wacasuさんの2周年記念ビールです!
wacasuさんはお茶割りの新しい楽しみ方を広めたパイオニアとも言える「茶割」の姉妹ブランドです。
オーナーの多治見さんは、仕込み水をすべて淹れたてのお茶に置き換えるという独自の手法を駆使した「茶醸酒(ちゃじょうしゅ)」を開発し、これまでにクラフトサケ(LIBROM)やミード(ANTELOPE)で11種類をプロデュースしてきました。単なる副原料としてお茶を使用することではなく、お茶そのものをお酒の根幹に据える画期的な取り組みです。
そして今回初となる、茶醸酒のビール版がこの「savacu / 茶麦」です。
「もしビール純粋令以前に日本へビールが伝わっていたら――香りづけや味わいの要素として茶葉が選ばれていたのではないか。」
そんな想像を形にした、パラレルワールドから2025年にやってきたビールです。
仕込みに使う水は全て淹れたてのお茶に置き換えることはもちろん、よりお茶の風味を引き出すため、くにぶるが得意とする古来よりの仕込み技法であるRaw Ale製法を採用。
加えて、ビールには不可欠とされるホップを一切使用せずに仕込むという大胆な挑戦も行っています。定石から外れたこの試みは、造り手としての創造意欲を強く掻き立てるものでした。
肝心のビールはというと、アロマにはわずかな還元的ニュアンス(若い段階で現れ、熟成とともに和らぐ香り)とセゾン酵母由来のフェノール香が立ち上がり、新樽を思わせる清々しく張りのあるウッディさやお茶のニュアンスが重なります。
一方、フレーバーは原材料由来の野生酵母の爽やかな酸味が中心。シークワーサーや八朔、グレープフルーツを思わせる酸味は、まるで搾りたての柑橘ジュースのようにみずみずしく、ほのかにミネラル感も伴います。アロマからは想像できない、良い意味で期待を裏切るフルーティさが広がります。
さらに、フレッシュな酸味のあとには水出し茶で使用した「はるみどり / 的場園」由来のお茶の旨みが現れ、酸をやわらかく受け止めて奥行きをもたらします。フィニッシュには「 萎凋ほくめい / 奥富園」由来のお茶らしい苦味が顔を出し、余韻をきりりと引き締めます。
またこのビールは野生酵母を取り込んだ発酵により、詰めた直後から半年、一年と、時間の経過とともに変化する味わいを楽しめます。そのため賞味期限は設けず、充填日のみを記載しています。ご自身の好みに合わせた最適なタイミングでお楽しみください!
9/20(土)の「savacuリリース&wacasu2周年パーティー」にて初お披露目となります。
一般販売はそれ以降になりますので、ぜひ気になる方は@wacasu.spaさんの投稿をチェック!
※ ビール純粋令(1516年制定):ビールの原料を麦芽・ホップ・水(後に酵母)に限定した世界最古のドイツの食品法。
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料 | メーカー | 原産国 |
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Pale Ale | IREKS | German
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Wheat Malt Light | IREKS | German
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Spelt Malt | IREKS | German
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Rye Malt | IREKS | German
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その他副原料 / Other
原料 | メーカー | 原産国 |
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はるみどり | 的場園
| 狭山 |
萎凋ほくめい | 奥富園 | 狭山 |
酵母 / Yeast
原料 | メーカー | 原産国 |
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Farmhouse | Lallemand | Canada |
Belle Saison | Lallemand | Canada |
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