Treffen Weizen

SCHMATZは『本場のドイツビールとドイツ料理の美味しさを気軽に楽しめる空間を作りたい、そして今のリアルなドイツを伝えたい』という思いを胸に「毎日をワクワクで一杯に！」をコピーに掲げるビアレストラン。

そのSCHMATZの皆さんが企画したビールを一緒につくりあげていく貴重な機会をいただきました。

その第一回目はWeizenをベースにみかんの果汁と皮を使ったビール。

設計はWeizen Yeast由来のクローブの香りをしっかりと出しつつ、みかん由来の果実味、そしてほのかに甘みを感じられる味わいというオーダーをいただき、皆さんと一緒に仕込みました。

設計通りWeizen Yeastの特徴である2つの香りのうちクローブ香が強く、相対的にバナナ香りは控えめ。そこへ、みかん由来の爽やかな香りが合わさります。小麦特有のフルーティさと果汁由来の程よい果実味と酸味がアクセント。中程度のボディ感で甘みは感じるけど残糖ではないのでドリンカビリティがあります。

みかんは今回の仕込メンバーの生家から静岡県産を用意いただき、加工も皆さんにお願いしました。

そうして、果汁は果実味豊かで甘みも強くそのまま飲んでも十分美味しいものを、皮は渋みのある中果皮が混ざらないように丁寧に剥かれたものを使用しています。

このビールはSCHMATZ日比谷店と川崎店での限定提供で外販は行わず、SEKIYA TAP STANDでも少量の提供に限ります。ボトルの販売も左記の各店舗のみでの少量販売。売り切れの際はご容赦ください。