四六時中 take.7

まるで水のように、何杯でも飲みたくなるビールという、ある種“永遠の命題”のようなテーマを掲げてこのビールは仕込んでいます。

今回よりビアスタイルをSession AleからMicro IPAへとリニューアルしました。
低アルコールでありながら、飲みごたえや満足感をどこまで維持できるのか。
アルコール度数3%という設計の中で、軽やかさと飲みごたえの両立を目指しています。

アロマは、パッションフルーツやマンゴーを思わせるトロピカルな香りを軸に、白い花のようなフローラルさ、さらにほのかにベリーを思わせるニュアンスが重なります。
派手すぎず、それでいてグラスに顔を近づけるたびに立ち上がる、軽やかで心地よい香り立ちです。

フレーバーもアロマの印象をなぞるように、グレープフルーツやラズベリーのようなフルーティさが広がります。
低アルコールながらホップキャラクターは明確で、Micro IPAらしい輪郭のある味わいに仕上げています。

糖分はあまり残っていないため非常にドライな飲み口を実現していますが、水っぽさは感じられない仕上がりで、小気味よく効かせた苦味と、トーストやパンを思わせる麦芽由来味わいのしっかりとした下支えがあり、アルコール度数3%とは思えない飲みごたえと爽快感をもたらします。

“水のように”朝から夜まで。
食中酒としてもシーンを選ばず、気づけばグラスが空いている
そんな四六時中楽しめる一杯を目指しました！