BASIC

まちですれ違う誰しもが、多様な面を持っている。この世でたった一つの鉱物の結晶のように、核となる心を持ち、光を当てれば、多様な面は、多彩な色を描きだす。 いつもすれ違っているだけで、心を通い合わせていなくても、空から見下ろ […]

私の中身は混沌としている言葉にならない何ものかがぐるぐるぐるぐる渦巻いて鋭く尖って伸びていったり、絡まり合ったり、円くなったり抑え込んではあふれ出す火が点くように弾けては氷のように静まりかえる消えてなくなったと思ったらあ […]

それぞれに、あの頃がある。 手をひかれて降り立った駅のホーム。お祭りのりんご飴とこわい顔のお面。銀杏を踏んで駆けていった大学通り。かじかむ指で書き込んましだ駅の伝言板。あの子と過ごした喫茶店の窓際の席。 ロータリーの水た […]