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BEER

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繊細なバランスを追求する、くにぶるの顔的ビール

1926 / take.33

イチ キュー ニー ロク

Kölsch Style

ABV
4.5%
/
IBU
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/
SRM
2.14
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FG
1.006
/
醸造士
斯波 克幸 / SHIBA Katsuyuki also know as SHIWA
1926は繊細なバランスを追求するKUNITACHI BREWERYの代表的なビールです。ホップと酵母の香りによるレモンやほのかな白ぶどう、青りんご様の柔らかな果実味と余韻に主張し過ぎない麦芽のニュアンスが感じられます。IPAのような突き抜けて尖った個性ではなく、全体の調和の中でドリンカビリティと飽きのこない繊細なひねりを表現することを目指しています。

前回のバッチから使用を始めた小麦麦芽の量を微増。伸ばした煮沸時間はそのままです。ホップの使用タイミングを微調整し量を微減させました。最終比重は前回よりもさらに低く、ドライでクリスプな仕上がりです。

なお、今回のTakeでLallemandのKölnによる仕込みは一旦終了。Take.34 からはThe Yeast BayのRhine Kölsch Ale Yeastに切り替えます。この酵母は名前の由来通りライン川流域でKölschをつくっている醸造所由来の酵母です。

これからいくつかのKölsch Yeastを試しハウスイーストをどうするか酵母選定を繰り返して行く予定なので味わいの変化を楽しんでいただけると嬉しいです。

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このビールの名前「1926」は旧国立駅舎の竣工年に由来しています。

赤い三角屋根の国立駅舎は1926年に生まれ一度解体されましたが、無くなることを惜しんだ沢山の市民の声によって2020年に復元されました。

また、国立市は南側の古い地域と北側の新しい地域が並立している2つの顔を持つ街でもあります。

Kölsch Styleは上面発酵的な華やかさと下面発酵的な飲み心地という2つの顔を持ち、伝統的でありながら、ある意味では新しさを見出す余白があることから好奇心旺盛なアメリカの醸造士たちにも人気が高いスタイルです。

こうした国立とKölsch styleの類似性に想いを寄せ、イメージを膨らませて生み出したビールが1926です。くにぶるが掲げるテーマ「古いは新しい」をかたちにした代表的ビール、くにぶるの顔的ビール1926。沢山の人に親しんでいただければ嬉しいです。

穀物類 / Grain & Other fermentable
原料メーカー原産国
Pilsner IREKSGerman
Spitz MaltIREKSGerman
Wheat Malt LightIREKSGerman
ホップ / Hops
原料メーカー原産国
HeraclesBayWaGerman
SaphirBayWaGerman
Hallertau BlancBayWaGerman
その他副原料 / Other
原料メーカー原産国
酵母 / Yeast
原料メーカー原産国
KölnLallemandCanada

BEER STYLE TAG

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