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BEER

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繊細なバランスを追求する、くにぶるの顔的ビール

1926 / take8

イチ キュー ニー ロク

Kölsch Style

ABV
4.5%
/
IBU
---
/
SRM
3.14
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FG
1.004
/
醸造士
斯波 克幸 / Katsuyuki Shiba
1926は繊細なバランスを追求するビールです。レモン様やハーブ様の爽やかな香りと上質な苦味が特徴のSaphir / サフィアをベースに、白ブドウ様の香りを持つ比較的新しいホップであるHallertau Blanc / ハラタウ・ブランを少量使ってアクセントに、麦の優しい風味とそしてKölsch Yeastが生み出す青りんごやほのかなアプリコット様の香りによる繊細なまとまりを意識して設計しています。

私はKölsch Yeast系の酵母が持つ爽やかでほんのり甘い香りがとても好きなので、発酵温度の管理でその特有の香りをより感じられやすいように引き出しています。今回はここ数回加えていたWheat Maltを抜き、take1〜3のレシピに近い麦芽配合に戻しています。糖化温度も調整したため、飲み口は前回のtake.7よりもだいぶ軽快でドライな仕上りです。

このビールの名前「1926」は旧国立駅舎の竣工年に由来しています。赤い三角屋根の国立駅舎は1926年に生まれ一度解体されましたが、無くなることを惜しんだ沢山の市民の声によって2020年に復元されました。また、国立市は南側の古い地域と北側の新しい地域が並立している2つの顔を持つ街でもあります。Kölsch Styleは上面発酵的な華やかさと下面発酵的な飲み心地という2つの顔を持ち、伝統的でありながら、ある意味では新しさを見出す余白があることから好奇心旺盛なアメリカのBrewerたちにも人気が高いスタイルです。

こうした国立とKölsch styleの類似性に想いを寄せ、イメージを膨らませて生み出したビールが1926です。くにぶるが掲げるテーマ「古いは新しい」をかたちにした代表的ビール、くにぶるの顔的ビール1926。沢山の人に親しんでいただければ嬉しいです。
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料メーカー原産国
Pilsner MaltIREKSGerman
Crystal MapleIREKSGerman
Spitz MaltIREKSGerman
ホップ / Hops
原料メーカー原産国
SaphirBayWaGerman
Hallertau BlancBayWaGerman
その他副原料 / Other
原料メーカー原産国
酵母 / Yeast
原料メーカー原産国
KolnLallemandAustria

BEER STYLE TAG

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