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BEER

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ジューシーとライトを両立させたい、くにぶるフラッグシップヘイジー

るつぼヘイジー / ver3

The Crucible Hazy

Hazy IPA

ABV
5.0%
/
SRM
4.32
/
醸造士
斯波 克幸 / Katsuyuki Shiba
アメリカ産ホップのIdaho7 / アイダホセブンとSabro / サブローがメインホップのライトヘイジー。立ち上がりの香りは黄桃、そしてマン ゴー、グレープフルーツ。フレイバーはグレープフルーツが強めで、黄桃、マンゴー、キウイ、そして針葉樹を思わせるウッディなニュアン スに、余韻はココナッツやクリーム。小麦とオーツ麦の割合をぐっと増やしたことで、飲みごたえも増しました。

アルコール度数は5%と昨今のHazy IPAの中では軽めです。甘く厚みのある香りを表現するにはアルコール度数が高い設計の方が色々と都合 が良いのですが、アルコール耐性が低い人やビールが苦手な人にも飲んで欲しいという思いから敢えて難しい挑戦をしています。糖化温度を 上げて飲みごたえを出し、煮沸を止めてからの工程で温度を下げつつ段階的にホップを投入して香りの下地を作り、複数回にわたるドライ ホッピングで最終的な香りを整えています。

さて、その昔、このあたりには江戸時代から続く鋳物師の家が3軒あり、そのうちの1軒が国立市に100年続く酒屋「せきや」のルーツです。 鋳物師が金属を融かして混ぜ合わせる炉のことを「るつぼ」と言います。液状に融かされた金属は「湯」と呼ばれ、鋳型に流し込まれて、 なべややかんなどの生活用品に姿を変えて人々の暮らしに溶け込んできました。そうした鋳物づくりのイメージとせきやのルーツにインス ピレーションを受けてイメージしたのがこのビールです。

次のバッチでは、もう少し苦味を抑えめにしつつ、飲みごたえは損なわない仕上げにしたいと思っています。今回よりはオーツ麦の量を減 らし、その分を別の要素で補おうと思います。お楽しみに。
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料メーカー原産国
Pale Ale MaltIREKSGerman
Wheat Malt LightIREKSGerman
Naked Oats MaltCrispUK
Crystal MapleIREKSGerman
Sour Malt (pH調整)IREKSGerman
ホップ / Hops
原料メーカー原産国
CitraYakima ChiefAmerica
Sorachi AceMichigan Local HopsAmerica
ChinookMichigan Local HopsAmerica
Idaho 7Yakima ChiefAmerica
SabroYakima ChiefAmerica
その他副原料 / Other
原料メーカー原産国
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酵母 / Yeast
原料メーカー原産国
WLP008 East Coast AleWhite Lab America

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