ジューシーとライトを両立させたい、くにぶるフラッグシップヘイジー!ピーチ、アプリコット、グレープフルーツ、ココナッツ!
るつぼヘイジー / take5
The Crucible Hazy
醸造士
斯波 克幸 / SHIBA Katsuyuki also known as Shiwa
KUNITACHI BREWERYのフラッグシップビールの一つがこのビールです。重めで飲みごたえのあるHazy IPAではなく、どちらかと言えば軽めでくにぶるらしいドリンカビリティの高いHazy IPAです。
立ち上がりの香りは黄桃、そしてマンゴー、アプリコット、グレープフルーツ。フレイバーはグレープフルーツが強めで、続いて黄桃、マンゴー、アプリコットなど種の大きい果実中心やキウイなど、そして針葉樹を思わせるウッディなニュアンスとココナッツやクリーム感のような余韻。
メインホップはIdaho7 / アイダホセブンとSabro / サブロー、前回からニュージーランドの代表的ホップであるNelson Sauvin / ネルソンソーヴィンを加えています。
前回との違いは酵母と最終比重です。WLP008 East Coast Ale Yeastに似た性質のWLP066 London Fog Ale Yeastを使用しています。程よい甘みを残してくれる酵母としてHazy IPAを作る時に選ばれる酵母の一つです。今回は前回よりも少し最終比重が高くなり甘みが残るように微調整を行いました。
さて、その昔、国立市のあたりには江戸時代から続く鋳物師の家が3軒あり、そのうちの1軒が国立市に100年続く酒屋「せきや」のルーツです。 鋳物師が金属を融かして混ぜ合わせる炉のことを「るつぼ」と言います。
液状に融かされた金属は「湯」と呼ばれ、鋳型に流し込まれて、 なべややかんなどの生活用品に姿を変えて人々の暮らしに溶け込んできました。そうした鋳物づくりのイメージとせきやのルーツにインスピレーションを受けてイメージしたのがこのビールです。
「湯」に何が溶かされて行くのか、レギュラーだけではなくスピンオフバージョンも含めてこれからも楽しみにしてもらえると嬉しいです。
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料 | メーカー | 原産国 |
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Pale Ale Malt | IREKS | German |
Wheat Malt Light | IREKS | German |
Oat Malt | Viking Malt | Finland |
Crystal Maple | IREKS | German |
ホップ / Hops
原料 | メーカー | 原産国 |
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Idaho 7 | Yakima Chief | America |
Sabro | Yakima Chief | America |
Nelson Sauvin | New Zealand Hops | New Zealand |
Chinook | Michigan Local Hops | America |
酵母 / Yeast
原料 | メーカー | 原産国 |
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WLP066 London Fog Ale Yeast | White Lab | America |
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