実りに感謝する日

毎年10月17日の行事「神嘗祭(かんなめさい)」とは、今年収穫された新米を天照大神を祀る神社にお供えし、五穀豊穣に感謝するお祭りのこと。

その2週間ほど前、くにぶるチームの面々は、「赤米プロジェクト」のみなさんが東京・国分寺や青梅の田畑で自然農で育てている在来種「武蔵国分寺種赤米」の稲刈りに参加させていただきました。

ずっしり実り、重たくなった稲の穂先を、ハサミやノコギリ鎌で摘み取っていきます。稲刈りといえば、腰を曲げて根元から刈り取っていくイメージでしたが、これなら簡単。くにぶるのイラストレーター、イソガイさん一家の子どもたちも、たくさん刈り取ってくれました!

「武蔵国分寺種赤米」の稲穂の先端には、芒(ノゲ)と呼ばれるヒゲのようなものが伸びていて、これは野生に近い(品種改良がなされていない)稲によく見られる特徴なのだそう。よく見てみると、ノゲがほんのり赤みを帯びているのがわかります。

昔から日本人に愛され続けているお米。太古から続く実りを実際に目の当たりにすると、先人たちの存在感が浮かび上がってくるようで、感謝の気持ちがこみ上げてきますね。

イソガイ家の子どもたちは、あぜ道に棲む虫たちに夢中。これもまた五穀豊穣の現れだと思います!

「神嘗祭」の1ヶ月後にあたる11月23日の「新嘗祭(にいなめさい)」は、現代の「勤労感謝の日」でもあります。人の営みがあるからこそ続く恵みがあることに感謝したいですね。

「武蔵国分寺種赤米」を使ったビール「あめにうたえば」は、初夏にリリース後、すぐに完売してしまいました。「赤米プロジェクト」の皆さんとは引き続き、来年の初めに新しい赤米ビールを作る予定です。楽しみにしてくださいね!

(醸造長 斯波克幸)

special thanks/ 影山​知明さん、坂本浩史朗さん、合地茜さん
国分寺赤米プロジェクト

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